ギャラリー

Nostalgic信越 2号室 中央西線中部(倉本以南)

鵜沼あたりで高山線と並行する木曽川はすぐに線路から離れて東の山の中へ消えて行ってしまう。この川が再び鉄道の線路と並行する場所が中央西線の落合川である。高山線から蒸機が姿を消した後、この中央西線が私のホームグラウンドとなった。とりわけ落合川、田立あたりの中央部は名古屋から比較的近いので足繁く通った。落合川-中津川間は上り列車にとっての最終関門だ。落合トンネルまで25‰の急勾配があり迫力のある登坂が見られたが乗務員には難関だったと聞く。田立あたりは中勾配区間でD51は小気味よいブラストを響かせて登ってくるので目でも耳でも楽しめた。