小学生の頃、尾北地方に住んでいた。霧雨の降る、あるいは霞がかった夜なんかに遙か遠くから汽笛が聞こえてきた。
子供ながらにそれが高山本線鵜沼駅を発着する蒸気機関車のものだと理解できた。
10km近く離れたそこから木曽川の上を抜けて遙かなる汽笛は聞こえてきた。いつしかその声の主を見届けたい。
それが私の撮り鉄としての旅路の原点である。
このギャラリー「遙かなる汽笛」では、「日本の風景の中を行く鉄道」をテーマに、
小学5年生から社会人になるまで全国津々浦々歩き回って撮りためた鉄道写真を主体に展示しています。
時の彼方に過ぎ去った懐かしい鉄道風景をご覧ください。
2024/05/17
『矩形庫に憩う』 C11272 名古屋機関区 1969.9.1
2024/05/17
『名古屋のCチョンチョン』 C11221 名古屋機関区 1969.9.1
2024/05/10
『大カントを行く』3091列車 EF6636+EF66100番台 枇杷島 2014.8.2
2024/05/03
『土岐川縁の5月』8084列車 EF641008+1036 中央本線釜戸 2019.5.3
2024/04/26
『遠野の春』8622列車 C58239 釜石線岩手二日町 2022.4.30