小学生の頃、尾北地方に住んでいた。霧雨の降る、あるいは霞がかった夜なんかに遙か遠くから汽笛が聞こえてきた。
子供ながらにそれが高山本線鵜沼駅を発着する蒸気機関車のものだと理解できた。
10km近く離れたそこから木曽川の上を抜けて遙かなる汽笛は聞こえてきた。いつしかその声の主を見届けたい。
それが私の撮り鉄としての旅路の原点である。
このギャラリー「遙かなる汽笛」では、「日本の風景の中を行く鉄道」をテーマに、
小学5年生から社会人になるまで全国津々浦々歩き回って撮りためた鉄道写真を主体に展示しています。
時の彼方に過ぎ去った懐かしい鉄道風景をご覧ください。
2024/11/22
『カラマツ林を縫って』8084列車 EF641018+1005 中央本線藪原 2021.11.17
2024/11/08
『朝明川築堤を登る』6079列車 DD51857 関西本線朝日 2020.11.5
2024/10/25
『石北本線を行くおおとり』16D キハ82系 石北本線緋牛内 1973.10.6
2024/10/04
『木曾谷へ 2023』81列車 EF641038 中央本線落合川 2023.10.6
2024/09/23
『奥浜名の入り江を行く』 671列車 C58152 二俣線三ケ日 1969.8.22