小学生の頃、尾北地方に住んでいた。霧雨の降る、あるいは霞がかった夜なんかに遙か遠くから汽笛が聞こえてきた。
子供ながらにそれが高山本線鵜沼駅を発着する蒸気機関車のものだと理解できた。
10km近く離れたそこから木曽川の上を抜けて遙かなる汽笛は聞こえてきた。いつしかその声の主を見届けたい。
それが私の撮り鉄としての旅路の原点である。
このギャラリー「遙かなる汽笛」では、「日本の風景の中を行く鉄道」をテーマに、
小学5年生から社会人になるまで全国津々浦々歩き回って撮りためた鉄道写真を主体に展示しています。
時の彼方に過ぎ去った懐かしい鉄道風景をご覧ください。
2025/05/09
『木曽谷春爛漫』8084列車 EF641018+1046 中央本線須原 2021.4.1
2025/04/25
『さよならの日』293列車 D51571 朝明(信) 1971.4.25
2025/04/11
『向野橋より』C11221,DD5150ほか 1969.1.12
2025/03/28
『雪の湖南を行く』5087列車 EF652085 東海道本線篠原 2025.2.9
2025/03/14
庄内川を渡るEH10量産機 EH1028 枇杷島 1971.4.18
